鶴丸国永だ。平安時代に打たれてから、主を転々としながら今まで生きてきた。ま、それだけ人気があったってことだなあ。 ……ただなあ、俺欲しさに、墓を暴いたり、神社から取り出したりは感心できないよなあ……
よっ。鶴丸国永だ。俺みたいのが突然来て驚いたか?
仕込みは上々…
刀剣乱舞、開始しよう
今日はどんな驚きが待ち受けているかな?
わっ!…あっはははは! 驚いたか? ああ、いやいや、すまんすまん
衣装は白一色でいいのさ。戦場で赤く染まって、鶴らしくなるだろう?
人生には驚きが必要なのさ。予想し得る出来事だけじゃあ、心が先に死んでいく。
やれやれ、退屈で死んでしまいそうだぜ。
紅白揃ったと言えど、いつまでもこれでは、驚きが足りないだろ…!
…さて、どうすれば驚くような登場ができるかな…。
なに、あいつのことだ。すぐに戻ってきて、俺たちをあっと驚かせてくれるさ
おお、いいところに。ちょっと話があるんだが
まーかせておけ。先陣切って空気を掴むぜ。
あぁ。驚きの結果を君にもたらそう。
いいねえ、疲れた時の差し入れってのは
おっ、準備がいいねえ
驚いたなぁ!こんな用意まであるとは!
装備の見た目で驚かせるというのはアリか…。
戦道具に驚きが必要かどうかは悩むなぁ。
ま、装備は信頼できることが第一だな。驚きはその次か。
っは! 遠征先の人々にも、驚きを与えてくるか!
帰ったぜ。土産話でも聞くかい?
帰ってきたな。どう驚かせてやろうかな。
おっと!新入りがやってきたな?
それ!これでどうだ?
着替えてくる。白い着物は汚れが目立つんだ。
いつまでもこの恰好じゃ、様にならないだろう
こりゃいいなあ!
毎日代わり映えのない任務だとしても、放置しちゃあいけないぜ。
手紙が届いてるぜ?恋文か?
おやおや。俺への贈り物なら、相談しないほうがいいんじゃないか?
あぁ。大船に乗ったつもりで任せておけ。
お、いいねえ。こういう小さな驚きもオツなもんだ。
布陣に穴はあるかい?折角なら奇襲を仕掛けたいがな。
さぁ、大舞台の始まりだ!
はっはは!それじゃあ、驚いてもらおうか。
後ろだぜ
遅い遅い!
予想外だったか?ガラ空きだぜ!
っと、そっちか
ほいほいっ、受けてやるぞっと
いいねぇ…驚かせてもらったぜ…!
紅白に染まった俺を見たんだ…後は死んでもめでたいだろう。
さあて…これで負けたんじゃ、驚きも何もないよなあ!
全く…こういう本陣でございと言いたげなのはどうなんだ。
おっと!こりゃ驚きだねぇ。
いやいや、衣装替えにはまだ早い。このままでも、まだまだ見せてないことがあるんでな
待った待った。そういう驚きは勘弁してくれ
参ったな…これじゃあ衣装が赤一色で…鶴には見えねえじゃねえか…
こりゃ驚いた。刀が馬当番かよ
いやいや、驚いた驚いた……
ははは。刀に畑仕事させるなんてねえ。たしかにこれは驚きだわな
次は何だ? どんなトンチキな仕事をさせる気だ?
互いに好きに打ち込んだほうがためになるだろ?
ああ、これで奇襲されてもビビらずにいられるだろ?
いやいや、催促されたやった行動に驚きも何も無いだろう
っ...へっ、驚いたぜ。けが人だろうとお構いなしなのかい?
鍛刀が終わったようだぜ
さて、手入部屋が空いたようだぜ
催し物かぁ……せっかくだから楽しもうぜ
さて...模様替えすでに、何か仕込むべきか?
っお!
っあちゃ~
上手く行かん物だなー
っあや、態とじゃないぞ!
戦場に驚きを届ける為にも、今日は頼むぜ
おい、おい!心配性か?
行くか!
あっ、帰ってきたな。これで俺に新鮮な驚きが供給されると
さあて、お屠蘇気分の連中を驚かせてくるとするかね。きみもやるかい?
なんだ? おみくじか
……これは!? 小吉か
中吉だ。驚きがない
大吉だ。驚きがない
俺の白と、桜は合うだろう?
いいねぇ
うん、綺麗だよなぁ
ははっ、今夜は驚きはなしだ。何やっても花火に負けてしまうからな
悪疫退散ってな
おっ、また上がるかぁ
花火が悪いものを祓ってくれるといいよなぁ
遠征の連中が帰ってきたな
鍛刀が終わったようだぜ?
手入が終わったようだぜ?
内番が終わったようだな
驚きには出会えたかい?
おお
そらっ
行くか!鬼退治!
おっと、ここか?
鬼は外!福は内!った
鬼は…ふん、俺だ。
おっと、こっちだこっち!
準備はいいか?
今度は趣向を変えて、新たな驚きを披露しようか!
今日くらいは何も仕込んじゃないぜ。なんせ一周年だ。なにやってもこの驚きには勝てねえよ
二周年だからって、総括するのはまだ早いよな。だって明日からもずっと、新しい驚きが待ってるんだろうから さ
さてさて、俺たちも三周年だ。新鮮な驚きを与えられるよう、これからも頑張るぜ?
おっと、四周年か。いやぁ、毎年なんだかんだで新しい驚きがあるって、いいことだよな
いやぁ、五周年を迎えられるだなんて驚きだねぇ。だが、今後もそれを超える驚きがきっとある。そうだろう?
五周年というでかい驚きの先にだって、きっと新しい驚きがある。六周年ってのはそういうもんだよな
さあて七周年だ! 今年はどんな驚きが待っているかねぇ!
うんうん、八周年だな。毎年にそれぞれ違う驚きがある。時が流れるってのはそういうもんだ
九周年か。新鮮な驚きってのはどこにでもあるもんさ。あとはそれを感じ取れるかだなぁ
おお。きみがここに来てもう一年かぁ? もうそんなになるたぁ驚きだぜ!
わっ!....さすが就任二年目の主だぜ。びくともしないな!
就任三周年おめでとう。……ん? 驚かせてこないのかって? そう予想されちゃうとなあ
わっ! ……はっはっは、さすがに一年開ければ勝機もあったわけだな! 就任四周年おめでとう
くっ……俺の負けだ。就任五周年を祝うための大仕掛けが思いつかねえ……!
わっ! ……ようし。やはり基本は大事だな。就任六周年おめでとう! はっはっは!
就任七周年おめでとう。……わっ! はっはっは、一年置きだと油断してただろう?
就任八周年おめでとう。今年も一年おめでとう! ……いやぁ、すっかり警戒されてるなぁ。こりゃ参ったな!
就任九周年おめ……わっ! はっはっはっ! さすがにこの手は予想してなかっただろう?
鎌倉まで行って、己の有り様を見つめなおしてきた鶴丸国永だ。 もうしばらくは主を転々とすることもないだろうし、その点は平穏無事な日々が続くだろうな。 その分、今の主にはたくさん驚きを与えてやるつもりさ
……おっと、見つかっちまったか。突然現れて、たいそう驚かせてやろうと思ったんだがな
はっ残念だったなぁ、そっちは身代わり……俺はこっちさ!
主を転じるのは刀のさだめ……だがまあ、ここには長居できるかな
さて、きみは俺に、今後どんな驚きを与えてくれるのかな
これは……緩急をつけて驚きを増す前振りと考えればいいのか?
わざわざこのままにしておくなんて……何か仕込みでもあるのか?
あいつが俺たちをどう驚かせるか、今から楽しみで仕方ないな
隊長じゃないからといって、何もしないとは思ってないよな?
きみが予想する、その上を目指すとするか
よっ、待ってました!ってな
ありがとさん!いただくぜ
この用意には驚いたぜ……俺も負けていられないな!
装備の見た目で驚かせるというのはアリか……
戦道具に驚きが必要かどうかは悩むなぁ
ま、装備は信頼できることが第一だな。驚きはその次か
いつ帰ってくるかは……内緒にしておこう
帰ったぜ!……なんだ、ずっと待っていたのか?
帰ってきたな……どう驚かせてやろうかな
新入りをどう驚かせてやろうかな?
変な仕込みはしてねえよ。ふっ、信用してないな?
せっかくだから何か仕込んでこようかな?ははっ
悪いねえ、これじゃあ悪い方の驚きしか、提供できそうもないんでな……
こりゃいいなあ!
毎日代わり映えのない任務だとしても、放置しちゃあいけないぜ
手紙が届いてるぜ。なんか面白い事でも書いてるか?
贈り物は、意外性だけでも無難さだけでもいけないぜ?
はははっ、驚天動地の活躍を戦場にもたらそうか!
お、いいねえ。こういう小さな驚きもオツなもんだ
さーて、準備はできてるか?敵さんを精一杯驚かせてやろうぜ
さぁ、大舞台の始まりだ!
はっ、相手も名剣ばかりだな、わくわくしっぱなしだぜ
上から失礼!
残念!こっちなんだよなぁ
そうそうその顔!それが見たかったんだよなあ!
驚きもないなぁ
ま、想像してた範疇だな
驚かせて貰った……そろそろこっちの番かな
紅白に染まった俺を見たんだ、冥土の土産には十分だろう
ここで華麗に勝つ。期待されているのはそういう驚きだろうな
バレバレの本陣で待ち構えてるんだ、こっちが何か用意しないと失礼だな
驚いたかい?当然だと思ってたのなら、それはそれで嬉しいがな
どうせ驚かせるなら、もうちょっと違う趣向はないか?
悪いな、主……こういう形で、驚かせるつもりはなかったんだけどな……
もう驚くまでもなく、この状況に慣れちまったな
すっかり常態化したが、改めて考えると、やっぱりおかしいよかこれ
着心地がいいんだよなこれ、畑仕事だけじゃ勿体ない
白地に血化粧ならともかく、泥羽は様にならねーな
そっちがどれだけ成長したか俺に見せてくれよ
おっいいねいいね、驚かされたぜ
驚きの秘訣は緩急だ。わかるか?
痛っ!?傷がっ……!?あぁ、冗談だって。 ……こういう驚かせ方は、よくねえな
鍛刀が終わったようだぜ
さて、手入部屋が空いたようだぜ
こういう催し物は、楽しんだもんが勝ちだよな
見慣れたを通り越して、見飽きる前に模様替えだな
ん?
あぁぁ……
すまんねえ、失敗だ
あいや、失敗して驚かせるのは、な……
戦場に驚きを届ける為にも、今日は頼むぜ
ありがたいが、これが必要にならないようにするさ
遅れをとるなよ
いない間? 俺は死んでたよ。何一つ変わらないんじゃ死んでるのと同じだろ
おっ、年が明けたな? 今年はどんな驚きが俺達を待ってるんだろうな
なんだ? おみくじか
……これは!? 小吉か
中吉だ。驚きがない
大吉だ。驚きがない
桜は驚きに欠けるが、ま、いいよな
いいねぇ
うん、綺麗だよな
ははは、今夜は驚きはなしだ。折角なんだ、じっくり花火を楽しもうぜ
悪疫退散! ってな
お、また上がるぞ
あの花火が悪いモノを祓ってくれるさ、きっとな
遠征の連中が帰ってきたな
鍛刀が終わったようだぜ?
手入が終わったようだぜ?
内番が終わったようだな
鬼を探すぞ
鬼出電入ってな具合で、驚かせてくれよ?
鬼はー外!福はー内っと!
福はー……ふっ、やっぱり俺だ!
あ~、楽しい!
準備は良いかぁ? これで敵さん驚かせるぞ!
これはあんたの度肝を抜くだろうぜ
五周年というでかい驚きの先にだって、きっと新しい驚きがある。六周年目もきっと退屈しないぜ?
さあて七周年だ! 今年はどんな驚きを与えることができるかねぇ!
うんうん、八周年だな。毎年にそれぞれ違う驚きがある。だから毎年退屈せずに済むのさ
九周年か。新鮮な驚きってのはどこにでもあるもんさ。だから楽しんだもの勝ち。俺はそう思うぜ?
就任してから一年間、色々驚きがあったろ? もちろん、これからもきっと新鮮な驚きが待ってるぜ
……参ったな。就任二周年の主には、大抵俺のネタが割れている。……これはこれで驚きだぜ
就任三周年おめでとう。思うんだが……今から驚かせる、と予想されてる時にやるのは、驚きがないよな
わっ! ……はっはっは、一年越しの仕込みの驚きはどうだった? こういうことができるのも、主が長くここにいてくれるからだな。就任四周年おめでとう
くっ……、就任五周年を祝うための大仕掛けが思いつかねえ! ……と見せかけて、……わっ!! ……はっはっは、これでどうだ!
わっ! ……ようし。やはり基本は大事だな。就任六周年おめでとう! 何年経ってもその反応はいいもんだ!!
就任七周年おめでとう。……わっ! はっはっは、いい加減連続しては来ないと思っただろう? そうは問屋が卸さないぜ
就任八周年おめでとう。今年も一年おめでとう! ……いやぁ、すっかり俺の行動を読まれてるなぁ。こりゃ参ったな!
就任九周年おめ……わっ! はっはっはっ! さすがにこの手は予想してなかっただろう! 二度は使えないネタを使わせてもらったぜ!
主へ
永き闇を抜けると鎌倉であった。
よぅ、元気にしてるか? 鶴丸国永だ。
そうそう、俺は執権北条貞時殿のところってわけだ。
俺を前の主の墓から暴いたって伝説が残ってる御仁ではあるが、
それでも有名な俺の主の一人であることにゃ代わりはない。
せっかくだから己の有り様でも見つめなおしてくるぜ。
Dear Master,
After passing through perpetual darkness, I found myself in Kamakura.
Hey, how are you? This is Tsurumaru Kuninaga.
Speaking of which, I'm here at regent Houjou Sadatoki's place.
He left a legend as the man who plundered me from the tomb of my former master, but that doesn't change the fact that he's one of my well-known masters.
An opportunity like this hardly comes by, so I'll go re-evaluate my nature.
主へ
俺の有り様。有り様、ね。
改めて考えるとわからんもんだ。
知っての通り俺は驚きにこだわる。
それは平穏な日々が続くことの否定なんだろうか。
貞時殿は元寇後の国内情勢平定に取り組んだ、あるいは取り組まされた御仁だが、
もしや、俺の有り様はその反動なのか?
Dear Master,
My nature... Nature, huh?
On thinking it over, I realized I don't know the answer.
As you may know, I am obsessed with surprises.
I wonder if that is my way of rejecting one peaceful day after another.
Lord Sadatoki administered the suppression of the situations in the provinces after the Genko War, or perhaps he was forced into doing it.
Could my nature be a reaction to that?
主へ
貞時殿が死んだよ。
まあ、晩年はひどいもんだったな。
いくら手を尽くしても別の問題がわいてくる。
跡継ぎにはまだ先のことを託しきれない。
で、荒れないほうが無理って話か。
結局のところ、俺は幾人もの主が望んで、
それでも得られなかったものに反発してるだけなのかねえ。
ま、だからと言って今更有り様を変えるなんざできやしない。
できるとすれば、今代の主に平穏な日々を与えて、それを適度に混ぜっ返すことくらいか。
そうと決まれば善は急げだ。
きみの行く先を、白く照らすさ。
Dear Master,
Lord Sadatoki passed away.
Well, his last years were terrible.
Try as hard as he might at one matter, another problem would arise.
He still couldn't entrust the future to his successor either.
So, it was impossible for him not to have a rough time.
In the end, maybe I'm just rebelling against what so many of my masters longed for but never obtained.
That said, I can't change my nature at this point.
What I can do though is give my current Master peaceful days and interrupt that in moderation.
So that's been figured out. There's no time like the present.
I shall illuminate your path in white.